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1月, 2022の投稿を表示しています

深い学び

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数年前に、私が光市立浅江中学校で勤務していたときのことです。 各地で開催される英語研修会に参加した後でよく私は、職員室に戻って研修資料を読み返していました。そして自分が疑問に思ったことを、当時光市で学力向上リーダーとして勤務されていた、国語科の教頭先生に聞いていただき、対話の中でさらに深く考え続けていました。その時の私の永続的な問いは、『国が求めていることは分かる。では、学校の英語授業と英会話スクールでは、何が違うのだろうか』というもので、残念ながらそう思ってしまう授業がいくつもありました。あらゆる問いに対して、いつも温かく導いていただいたのを覚えています。『授業はもっとシンプルな発問で。』『選ぶことは捨てること。』『英語科の見方・考え方と深い学びとは。』など授業づくりの核となることばを、その時たくさん与えていただきました。 国から指定を受けた外国語教育拠点事業研究発表後に、勤務する管区が防府・山口に変わりました。そして自分が授業をすることがなくなり、他の先生方の英語授業を見る立場になりました。様々な課題にぶつかるたびに、あの先生だったらどのようにお考えになるだろうと想像しながら、しかし最終的には、自分の判断を一番大切にすることができるようになりました。これまでは迷いがたくさんありました。でも進む方向だけは迷わないようにと、そっと軌道修正していただいていたような気がするのは、 【何回転けてもいいから、焦らないように】 と、昨年度末にその方から直接いただいた言葉があったからかもしれません。 今はもう、迷わなくなりました。 いつかゆっくり、その方とお話できる日がくるまで、焦らずに一歩一歩、自分で道をつくっていこうと思っています。

小中連携CAN-DOリスト

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以前から公開している小中連携カリキュラムですが、HPで見づらいとのお声をいただきました。以下のQRコードからご参照いただければ幸いです。ただ、右田中校区の連携リストを他校区でそのまま転用しても、残念ながら形だけのものになり全く意味がありません。目の前の生徒や地域の実態を把握したアセスメントをもとに、小中で目指す生徒の姿を話しあうことが最も大切です。ゴールを意識しながら授業の指導と評価計画をたて、授業で運用しながら(できれば)小中で定期的に見直すことで、児童生徒の生きて働く力につながっていくのだと思います。ご存知のとおり、言語の習得には時間がかかります。また、学力向上は組織対応ができなければ実現しません。児童生徒もですが、我々教員自身が息切れをしないように、周りの先生や保護者、地域の方など、みんなで協力しながら、社会全体ど子ども達の資質・能力を育くんでいけると良いですね。 https://drive.google.com/drive/folders/1-VZW7G1lPKNRFc2LNvSAk-aeSpo41lqf

中嶋洋一先生による指導と評価オンライン研修会

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大変お待たせしました。防府市中学校教育研究会による、中嶋洋一先生 オンライン研修会のご案内です。 日時: 2月22日(火)13:30〜16:30、参加費:無料、定員になりましたら締め切らせていただきますので、どうぞお早めにお申し込みくださいね。

地域連携SDGs始動

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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 年明けの今日は、1年生の実行委員の生徒と、SDGs地域推進活動のポスター掲示やPR動画について話し合いました。 地域コーディネーターの河村様より、ポスターの掲示場所等、たくさんのご提案をいただきましたおかげで、具体的なイメージをもって話し合うことができました。 また、1年生全体を代表して、実行委員が11月の学校運営協議会に参加させていただいたおかげで、子ども達の学習意欲、活動意欲が大変高くなり、地域をよりよくするために新しいアイデアをどんどん出していくことができました。子どもと大人が同じテーブルで話し合う、熟議の大切さを改めて実感しているところです。 学校での学びが、地域社会とつながるように、これからも色々な場面をとらえて、『社会に開かれた教育課程』をすすめていきたいと思います。