What time is it now?

6月28日の1校時に、海外在住の方と1年生の英語の授業をZoomでつなぎ、生徒達が画面を通してやりとりをしました。 私たちも、換気や消毒を徹底して、クリアマスクを使用しています。
生徒の実態から、英語を話すことに特化しすぎると、初対面の相手と対話を続けることに緊張しすぎてしまったり、モチベーションを維持するのが難しいのではないだろうか、と考えました。 そこで、社会科で学習した世界の時差にヒントを得て、時間をたずねることで、日本との時差を計算して、その人のいる場所を推測するという、問題解決型学習を行いました。
英語を話すことが目的ではなく、英語を使って何のためにやりとりをするのか、ということが、実際のコミュニケーションの場面では重要です。 海外とつなぎ、ブレイクアウトルームで対話をさせるということで、私もいつになく緊張しましたが、ALTの先生や右田中の先生方のサポートのおかげで何とか無事に終わりました。 これから世界中とつないで交流ができそうです♪
ナチュラルスピードの英語を必死で聞き取り、やりとりしながらロイロノートのテキストにメモしている生徒の様子です。 授業最後の深める時間で「話すスピードが早くて全部は分からなかったけど、キーワードはキャッチできた」と発言する生徒がたくさんいました。必要な情報を聞き取る力が徐々に身についてきているようです。
『時間をたずねる→聞きとる→メモする→時差を計算する(I Padを利用)→予想した場所かどうか相手に確認する』 難しい課題でしたが、色々な知識やICTスキルを駆使して、最終的に全てのグループが課題を解決し、対話を楽しんでいました。
現地では夜遅くなってきているにもかかわらず、やりとりの後で、温かいコメントやアドバイスをいただきました。 もちろん全部英語ですが、生徒は一生懸命に聞き取りました。色々な人からたくさん褒められて、嬉しいですね(^^)
振り返りは、ロイロノートのアンケートで実施しました。ICTを利用することで、瞬時にデータが手元に届くので、1時間の生徒の変容や、一人ひとりが「何ができるようになったのか」、「これからできるようになりたいことは何か」と自分の学びを振り返る様子がすぐに分かります。 そして、ポートフォリオとしてその学びの軌跡を蓄積することができるので、分析ツールとしても活用できます。
小学校とのつながり、他教科とのつながり、社会とのつながり、そして他者とのつながり。 色々なつながりを大切にしながら、英語を使ったコミュニケーションを楽しめるように、これからも生徒と共により良い授業をつくっていきたいと思います。

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